全海運・内航海運活性化プロジェクトチームと全国青年経営者との意見交換会を開催しました。

 内航海運活性化プロジェクトチーム(活性化PT)と全国青年経営者との意見交換会が、平成28年10月21日(金)高松市・オークラホテル高松で開催されました。
 
 この意見交換会は、次世代を担う青年経営者の斬新な意見を吸収し、全海運の活性化に繋げて行くことを目的としています。
 
 平成21年度に四海連、中海連、九海連それぞれの青年部(委員会)との交換会を始まりとし、翌年度からは効率的な運営を図る意味で、3連合会青年部(委員会)の代表者と活性化PT委員が一堂に会し、活発な会合が行われています。
 
 3連合会の青年部(委員会)に限定せず、全国の若手青年経営者にも参加の呼びかけをし続けてきました処、今回は関東沿海から5名、静岡、和歌山からも各1名の参加を得、中海連4名、九海連5名、四海連16名、計32名の青年経営者と全海運活性化PT委員を初め13名、オブザーバー等8名、総計53名が参加しました。
 
 当日、活性化PTから、懸案となっていました「若年船員確保・育成のための既存船の船員室増設に伴うG/T増加の緩和要望」については、改造してでも増設したいとする希望者が微量に留まっていることもあり、個々の案件として運輸局と良く相談の上、対応することが望ましい旨、回答致しました。
 
 一方、青年経営者からは、新規提案として機関部職員不足への対応として、関係機器の性能向上が目覚ましい今日、休暇下船等により一等機関士が不在となる期間に限り、機関長の指導の下、部員を乗り組ませる事を可能として頂きたい旨、要望が為されました。
 
 活性化PTは船員対策検討委員会と連携して、今後対応を諮ることとしております。

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