No.52:石油生産前年度比1.2%増、LPG供給同0.2%増 石油連盟が19年度の石油生産量とLPG需給発表

平成20年5月15日(木)Vol.52

石油生産前年度比1.2%増、LPG供給同0.2%増

石油連盟が19年度の石油生産量とLPG需給発表

 
石油連盟はこのほど、平成19年度及び20年3月の石油生産量、同LPG需給を発表した。

それによると19年度(速報ベース)の石油生産量は合計2億2,297万klで対前年度比1.2%増、うち燃料油計では2億1,528万klで同1.5%増となった。

燃料油を油種別にみるとガソリンが5,815万klで対前年度比0.8%増、重油が5,234万klで同2.9%減、軽油が4,399万klで同8.4%増、灯油が2,307万klで同6.6%減、ナフサが2,284万klで同4.6%増、ジェット燃料油が1,489万klで同11.8%増となった。重油の内訳では、A重油が2,161万klで同11.2%減、B・C重油が3,073万klで3.9%増となった。

また、3月(速報ベース)の生産量は合計2,001万klで対前月比6.6%、対前年同月比1.2%増となり、このうち燃料油計では1,926万klで同6.5%増、同1.9%増となった。

燃料油を油種別にみるとガソリンが484万klで同6.9%増、同3.9%減、重油が474万klで同4.0%増、同4.0%増、軽油が394万klで同11.8%増、同6.8%増、灯油が231万klで同5.8%減、同0.2%増、ナフサが213万klで同9.6%増、同1.6%増、ジェット燃料油が130万klで同20.1%増、6.4%増となった。重油の内訳では、A重油が209万klで同0.5%減、同6.1%減、B・C重油が264万klで同7.9%増、同13.7%増となった。

一方、LPGの需給をみると、19年度の供給は生産が470万トンの対前年度比1.6%減、輸入が1,360万トンの同08%増で計1,831万トンの同0.2%増、需要は販売が1,633万トンの同3.2%減、自家消費が55万トンの同9.1%減、輸出が11万トンの10.8%増で計1,699万トンの同3.3%減となった。この結果、19年度末在庫は215万トンの同7.4%減となった。

3月の供給は生産が43万トンの前月比15.3%増、前年同月比0.4%増、輸入が1,360万トンの同7.8%増、同4.2%減で計1,831万トンの同9.6%増、同3.1%減、需要計は145万トンの同10.8%減、同4.1%減となり、在庫は前年同月比で2.4%増となった。

平成19年度石油生産量 PDF

平成19年度LPG需給 PDF

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