No.53:自動車用5.0%、船舶用9.6%、輸出9.4%増 日本鉄鋼連盟が19年度用途別受注統計概要発表

平成20年5月16日(金)Vol.53

自動車用5.0%、船舶用9.6%、輸出9.4%増

日本鉄鋼連盟が19年度用途別受注統計概要発表

 
日本鉄鋼連盟は5月15日、平成19年度及び20年3月の鉄鋼用途別受注統計概要を発表した。

それによると、19年度の受注高は全製品合計が8,452.5万トンで対前年度比2.6%増、普通鋼鋼材が7,992.3万トンで同2.6%増となった。普通鋼鋼材を品種別にみると、熱延コイルが1,854万トンで同6.1%増、亜鉛メッキ鋼板が1.311.2万トンで同3.2%増、厚板が1,219.2万トンで同8.0%増、棒鋼が1,093万トンで同3.7%減、冷延鋼板類が713.6万トンで同1.2%減、鋼管が527.7万トンで同2.5%減、H形鋼が438.1万トンで0.4%増、H形以外の形鋼が284.3万トンで同3%減、亜鉛メッキ以外の表面処理鋼板が253万トンで同5.8%減となった。

これを用途別にみると、製造業用が2,352.6万トンで同4.7%増、建設用が1,364.2万トンで0.2%増、輸出が2,122.4万トンで同9.4%増となっている。製造業の内訳をみると、自動車用が1,165.1万トンで同5.0%増、船舶用が497.9万トンで同9.6%増、差産業機械用が247.7万トンで同5.8%増、電気機械用が209万トンで同0.4%減、容器用が147.5万トンで同3.4%増となっている。

また、3月の受注高は合計741.4万トンで前月比1.5%増、前年同月比2.6%増、普通鋼鋼材が709.3万トンで同3.4%増、同3.2%増となった。用途別には製造業用が201.1万トンで同5.8%減、同0.6%減、建設用が116.7万トンで同6.1%増、同0.5%減、輸出が205.8万トンで同6.5%増、同15.3%増となった。

平成19年度鉄鋼用途別受注統計概要 Excel

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