No.92:鉄鋼は主要製品軒並み前年同月比50%前後減 石油はガソリン以外前年同月比減に転落 経済産業省が主要工業製品の2009年1月生産速報発表

平成21年3月2日(月)Vol.92

鉄鋼は主要製品軒並み前年同月比50%前後減

石油はガソリン以外前年同月比減に転落

経済産業省が主要工業製品の2009年1月生産速報発表

 
経済産業省は2月27日、主要工業製品の2009年1月の生産速報を発表した。鉄鋼と資源エネルギー関係に絞ってみると、益々市況低迷の様相を色濃くしている。

まず鉄鋼は粗鋼生産量が637.9万トンで前月比14.8%減、前年同月比で37.8%減とともに2桁の大幅減を示している。前年同月比減はこれで連続4ヵ月となった。

一方、資源エネルギー関係では、石油製品の生産量が燃料油計で1,784.7万?と前月比6.6%減、前年同月比9.1%減となった。

1月の鉄鋼生産を品種別にみると、普通鋼の熱間圧延鋼材では、鋼帯が209.5万トンで前月比16.5%減、前年同月比50.5%減。鋼板が115.8万トンで前月比4.2%増、前年同月比1.7%増。棒鋼が64.0万トンで前月比1.6%減、前年同月比28.2%減、形鋼が33.2万トンで前月比15.0%減、前年同月比44.3%減。線材が9.2万トンで前月比25.8%減、前年同月比56.2%減と鋼板を除き軒並み前月比、前年同月比とも大幅減となった。

また、普通鋼の冷間仕上・冷延広幅鋼帯は109.3万トンで前月比23.7%減、前年同月比48.5%減。特殊鋼の熱間圧延鋼材は96.0万トンで前月比26.3%減、前年同月比49.1%減。メッキ鋼材の亜鉛メッキ鋼板は65.9万トンで前月比25.8%減、前年同月比50.4%減といずれも大幅な減を示した。

1月の石油生産を油種別にみると、重油がA重油とB・C重油を合わせて432.2万?で前月比6.6%減、前年同月比9.1%減。ガソリンが471.7?で前月比7.2%減、前年同月比横ばい。軽油が351.6万?で前月比14.3%減、前年同月比1.9%減。灯油が271.4万?で前月比10.5%増だが、前年同月比5.8%減。ナフサが164.0万?で前月比13.9%減、前年同月比28.4%減。ジェット燃料油が94.1万?で前月比25.2%減、前年同月比11.7%減となった。

また、1月のコークスは285万トンで前月比4.3%減、前年同月比13.2%減。液化ガスは34万トンで前月比1.2%増だが、前年同月比12.2%減となった。

鉄鋼生産速報      2009年1月 Excel

資源エネルギー生産速報 2009年1月 Excel

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