組合員の皆様へ

新年度(2020年度)を迎えるにあたり

全国海運組合連合会
会長 藏本 由紀夫

新型コロナ・ウイルス感染拡大の渦中、不安の中で不自由な生活や企業活動を余儀なくされていることと拝察いたします。謹んでお見舞い申し上げます。
本日(6月17日)、第62回通常総会を滞りなく終えましたことを報告させていただくとともに、平素より当組合の活動にご理解とご協力をいただいておりますこと、厚くお礼を申し上げます。

さて、会長就任2年目を迎えるあたり一言ご挨拶申し上げます。
就任1年目の昨年度は、暫定措置事業の円滑な終了並びに終了後の業界組織や事業の適切な在り方の検討に注力して参りました。
その一環として、当組合の事業者の皆さんの現状や課題をはじめ、暫定措置事業終了への懸念や課題あるいは業界団体への要望等を調査しました。そしてその集計結果をもとにして内航総連や国土交通省との交渉や会議に臨みました。
加えて今年に入ると新型コロナ・ウイルスが世界規模で猛威を振るい、経済活動全般に大きな影響を及ぼしていることから、先日、それへの対応を検討するためのアンケート調査をさせて頂いたところです。
これらアンケート調査の結果は加盟18地区組合を通じて事業者の皆さんへの周知を徹底するよう努めているところです。またその結果は今後の対策や交渉などに反映・活用させていきます。

暫定措置事業の終了や新型コロナ・ウイルス対策あるいは景気の先行きの不透明化等、業界を取り巻く環境は常に変化しています。当組合はこれらの課題に積極的かつ適切・迅速に対応していかなければなりません。
例えば直近では国土交通省交通審議会の基本政策部会において内航総連は業界組織の役割について、「安定輸送の確保と輸送責任」「生産性向上・物流事業者としての成長戦略」「労務・環境・安全等コンプライアンスの徹底」「取引環境の改善」という4つの方向を示しています。当組合は事業者・業界の活性化と発展のために、これら4つの方向の内容を検討し、具体的な提案を示していく予定です。

このように当組合は業界団体の役割や暫定措置事業終了後の事業や組織の適切なあり方に対して具体的提案を今後も検討・立案していくとともに、それを積極的に発信していきます。

最後に、当組合を組織する事業者の皆さんの意見をタイムリーに反映させるため、一方通行で情報開示していたホームページを、双方向で交信できるよう改修致しました。
可能な限りスピードを優先した情報開示に努めて参りますので、皆様方におかれましては、忌憚ない意見を挙げて頂きます様引き続き宜しくお願い申し上げます。

 

 2020年6月17日