No.112:内航船自動操舵装置の適正使用の促進ガイドライン 国土交通省が航海当直時の見張り機能向上目的にとりまとめ

平成21年7月16日(木)Vol.112

内航船自動操舵装置の適正使用の促進ガイドライン

国土交通省が航海当直時の見張り機能向上目的にとりまとめ

 
国土交通省では7月15日、「内航船における自動操舵装置の適正使用の促進へ向けたガイドライン」をとりまとめ公表した。これは、平成20年9月から航海当直時の見張り機能の向上を図るため、自動操舵装置等の適正使用へ向けた実務検討会を設けて検討を進めて来たもの。ガイドラインの概要は次の通り。

1.目的

内航船の操船者へ自動操舵装置の基本性能に関する情報を提供し、手動操舵から自動操舵への切換え判断や自動操舵装置使用上の留意事項を示すことによって、機器に過信することなく、適正な使用を促進する。

2.内容

日 自動操舵装置の基本性能の明示

一般的な自動操舵装置は船首方位だけを制御するものであることを明示し、基本的な機能である舵角を制限する機能(舵角リミッタ)の適正な設定について説明した。

月 内航船(278隻)に対する手動・自動操舵の長所・短所のアンケート調査の実施結果

内航船において自動操舵装置の使用が一般的であることを明らかにし、操船者が自動操舵の短所と感じている「大角度の変針が難しい」、「針路が安定しない」という点を中心に本ガイドラインをまとめることとした。

火 自動操舵への切換えの判断基準を例示(ガイドライン掲示用参照)

水 自動操舵装置使用に当たっての留意事項を提供(ガイドライン掲示用参照)

3.ガイドラインの普及

内航事業者団体、船員教育機関を通じて、現場の操船者や船員を目指す学生へ周知していくと共に、安全マネジメントを通じて運航事業者へも周知し、広く本ガイドラインの普及を図る。

ガイドライン(本文) PDF

船内掲示用ガイドライン日 PDF

船内掲示用ガイドライン月 PDF

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