No.801:生産 5カ月振り上昇 経産省 5月の工業生産・出荷・在庫速報発表
No.802:粗鋼生産 4カ月連続大幅減 燃料油生産 8カ月連続前年比減 経産省 6月の生産動態統計速報発表
No.803:燃料油販売 9カ月連続前年割れ エネ庁 6月の石油統計速報発表

令和2年8月3日(月)Vol.801

生産 5カ月振り上昇

経産省 5月の工業生産・出荷・在庫速報発表

経済産業省は7月31日、6月の鉱工業生産・出荷・在庫速報を発表した。それによると6月の鉱工業生産は、前月比2.7%と5カ月振りの上昇。感染症の影響からの回復がみられ、今基準内2番目の上昇幅となった。経産省では、6月の基調判断を「生産は下げ止まり、持ち直しの動きがみられる」と上方修正している。

6月生産5カ月振り上昇

6月の鉱工業生産は、季節調整済指数80.8、前月比2.7%と、5カ月振りの前月比上昇となった。6月当初の企業の生産計画では前月比5.7%上昇、これに含まれる過去のバイアスを補正した試算値では、最頻値で前月比0.2%の上昇となっていたが、試算値を大幅に上回る上昇となった。

生産は2月以降、新型コロナウイルス感染症の影響が現れ、4カ月連続での低下となり、指数水準も大幅に低下したが、6月は上昇に転ずることとなった。6月の季節調整済指数80.8は、今基準内で2番目の低水準にあるが、上昇幅は今基準内で2番目の上昇幅となっている。

一方、四半期ベースでは本年第2四半期が前期比−16.7%となり、今基準内で最大の低下幅となった。

前月比10業種上昇、5業種低下

6月の鉱工業生産を業種別にみると、全体15業種のうち、10業種が前月比上昇、5業種が前月比低下という結果だった。

6月は、特に自動車工業の上昇寄与が大きく、次いで生産用機械工業、プラスチック製品工業等が上昇に寄与した。

上昇寄与の最も大きかった自動車工業は前月比28.9%の上昇で、5カ月振りでの大幅な上昇となった。普通乗用車、軽自動車、自動車用エンジン等が上昇要因となっている。新型コロナウイルス感染症の影響で、大幅に生産調整されていたところから、6月は生産を戻しつつあることや、海外からの部品調達も改善されて来ていることなどが上昇の要因としてあるようだ。

上昇寄与2位の生産用機械工業は前月比10.2%の上昇で、2カ月振りの大幅な上昇だった。ショベル系掘削機械、フラットパネル・ディスプレイ製造装置、金型等が上昇要因となっている。感染症の影響による生産調整からの回復や、受注の増加が上昇の要因としてあるようだ。

上昇寄与3位のプラスチック製品工業は、前月比6.4%の上昇で、4カ月振りの上昇だった。プラスチック製機械器具部品やプラスチック製容器(中空成形)等が上昇要因となっているす。受注の増加が上昇の要因にあるようだ。

出荷 生産より大幅上昇

6月の鉱工業出荷は、季節調整済指数80.8、前月比5.2%と、4カ月振りの大幅な上昇となった。今基準内で最大の上昇幅となっており、6月の出荷は、生産より大幅な上昇となった。国内外での経済活動の再開の動きもあり、内需・外需とも前月比で増加したことが、出荷の上昇につながったものと考えられる。

業種別にみると、全体15業種のうち、12業種で出荷が上昇、3業種で低下となった。

上昇寄与業種としては、寄与度の大きい順に、自動車工業、輸送機械工業(自動車工業除く)、生産用機械工業等となっている。

財の需要先の用途別分類である財別出荷指数をみると、生産財の出荷は前月比3.7%の上昇、最終需要財の出荷は前月比7.1%の上昇だった。

最終需要財の出荷について内訳ごとにみると、まず消費財については出荷が前月比6.5%で、4カ月振りの上昇となった。特に耐久消費財の出荷は、乗用車の大幅上昇の影響が大きく前月比21.7%と、5カ月振りの上昇となった。非耐久消費財の出荷は前月比4.1%と、4カ月振りの上昇となった。

一方、設備投資に使われる財である資本財(輸送機械除く)の出荷は、前月比6.5%と、2カ月振りの上昇となった。

また、建設財は前月比2.0%と、4カ月振りの上昇となった。

在庫 3カ月連続低下

6月の鉱工業在庫は季節調整済指数100.8、前月比−2.4%と3カ月連続の低下となった。6月は出荷が大きく上昇するとともに、在庫調整されたことが在庫の低下要因として考えられる。

業種別にみると15業種中、13業種が低下、2業種が上昇だった。低下寄与が大きかった業種としては自動車工業、電子部品・デバイス工業、鉄鋼・非鉄金属工業等が挙げられる。

在庫循環図をみても在庫は減少して来ており、このところの生産調整により、在庫調整が進んで来ている様子が感じられる。

基調判断 生産下げ止まり

本年6月の鉱工業生産は、5カ月振りの前月比上昇となった。新型コロナウイルス感染症の影響で2月以降、生産の低下が続いていたが、6月は上昇に転じ、生産水準は低いものの、今基準内で2番目の上昇幅での上昇となった。

この背景には、5月まで感染症の影響により、国内外での需要が低迷したことなどから、自動車工業を始め大幅に生産調整されていたが、国内外での経済活動再開に伴い、需要の回復や供給制約の解消も徐々に進み、6月は生産に回復の動きが現れたものと考えられる。

また、先行きに関しては、企業の生産計画で7月、8月が上昇となっている。感染症の影響については引き続き注意してみて行く必要はあるものの、企業の生産計画に元々含まれている上方バイアスを考慮しても、7月は上昇が見込まれ、持ち直しの動きが続くことが期待されるところである。

こうした状況を踏まえ経産省では、鉱工業生産の6月の基調判断を「生産は下げ止まり、持ち直しの動きがみられる」と上方修正し、「7月以降の生産の動向についても、十分注意してみて行きたい」としている。

7・8月の生産計画調査

前月比11.3%の上昇見込む

7月上旬に実施した7月、8月の企業の生産予測調査の結果をそのままを集計すると、前月比11.3%の上昇を見込むという結果になっている。ただ、この企業の生産計画には上方バイアスが含まれており、これを過去の傾向に基づき補正して7月の鉱工業生産の実績を推計試算してみると、最頻値では前月比3.1%程度の上昇、90%の確率で収まる範囲は2.1%~4.1%の間の計算結果となっている。

ただしここ最近、製造工業生産予測調査の計画値と実績値の乖離(実現率)も異例の大幅なマイナスとなっていた。このため、過去の傾向に基づき算出された上の試算値については、計画値からのマイナス幅が大きくなっていることも考えられるが、6月の実現率のマイナス幅は縮小したことを考えると、7月はここまで計画値から低下しない可能性も考慮しておく方がよいと思われる。

一方、8月の生産計画は、補正前の7月計画値から前月比3.4%上昇する計画となっている。

鉱工業生産は企業の生産計画から、7月に上昇の可能性の方が高いと考えられる。8月の生産は、7月により変わりうるものの、7月比で上昇の可能性が高い計画となっている。ただし、最近の感染症の感染者数上昇の影響については、今後注意してみていく必要がある。

7月計画 10業種上昇

7月の生産計画では、全体11業種のうち10業種が前月比で上昇、1業種が低下となっている。輸送機械工業、電気・情報通信機械工業、化学工業等が上昇寄与業種として挙げられる。

他方、低下寄与業種は、石油製品工業となっている。

8月計画 9業種上昇

8月の生産計画では、全体11業種のうち9業種が前月比で上昇、2業種が低下となっている。輸送機械工業、汎用・業務用機械工業、化学工業等が上昇寄与業種となっている。

他方、低下寄与業種は生産用機械工業、電気・情報通信機械工業となっている。

仮に企業の生産計画通りの前月比で生産されると、7月の鉱工業生産の指数値は89.9、8月の指数値は93.0となる。

一方、7月計画に含まれるバイアスを過去の傾向に基づき補正すると、7月は最頻値で前月比3.1%上昇となり、その場合の指数値は83.3となる。

仮に企業の生産計画通りに生産されても、8月の指数値93.0は、4月の指数値86.4は上回るものの、3月の指数値95.8は下回る程度の水準なので、実際には、8月までみても、3月の生産水準までの回復は難しいところだ。生産は当面、復調が続くことが期待されるが、感染症の拡大以前の生産水準の回復にはまだ時間を要しそうである。

鉱工業生産は、5月まで大幅低下が続いていたが、6月は下げ止まり、上昇に転じた。企業の生産計画からは、生産が今後も当面低い水準が続くものと考えられるものの7月、8月と上昇が期待されるところだ。ただ感染症の影響についても引き続き注意してみていく必要があるだろう。

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令和2年8月3日(月)Vol.802

粗鋼生産 4カ月連続大幅減

燃料油生産 8カ月連続前年比減

経産省 6月の生産動態統計速報発表

経済産業省は7月31日、6月の生産動態統計速報を発表した。粗鋼生産量は561.7万トンと前月比5.2%の減で、前年同月比36.1%の大幅減となり、前年同月比で4カ月連続の減で、年産ベースに引き直すと6,741万㌧まで落ち込んでいる。主要品種別にみても軒並み前年同月比とも大幅減少を示しており、新型コロナウイルス蔓延による世界同時不況の中で“鉄冷えが”止まらない。

また、石油製品生産量は燃料油計が948万㎘と前月比0.9%の微減だが、前年同月比24.5%の大幅減となり、前年同月比で8カ月連続の減となった。主要油種が揃って前月比、前年同月比とも大幅な減少をみせている。

【6月の鉄鋼生産】

銑鉄生産は418.7万トンで前月比4.9%減、前年同月比36.3%減となり、前年同月比では4カ月連続の減少となった。4~6月では1,349.3万トンと前年同期比31.0%減、1~6月では3,191.5万トンと同15.8%減となった。

炉別生産では、転炉鋼が407.3万トンで前月比5.3%減、前年同月比38.3%減。電炉鋼が152.5万トンで前月比5.9%減、前年同月比30.4%減となり、前年同月比では転炉鋼は4カ月連続の減少、電炉鋼は16カ月連続の減少となった。

鋼種別生産では、普通鋼が458.3万トンと前月比4.3%減、前年同月比31.3%減、特殊鋼が101.5万トンと前月比10.5%減、前年同月比52.2%減となり、前年同月比では普通鋼は4カ月連続の減少、特殊鋼は19カ月連続の減少となった。

熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)の生産は505.0万トンで前月比2.7%減、前年同月比33.9%減となり、前年同月比では24カ月連続の減少となった。4~6月では1,611.5万トンで前年同期比28.7%減となった。1~6月では3,714.9万トンで同17.5%減となった。

普通鋼熱間圧延鋼材の生産は423.0万トンで前月比1.7%減、前年同月比29.4%減となり、前年同月比では4カ月連続の減少となった。4~6月では1,326.9万トンで前年同期比24.9%減、1~6月では2,995.7万トンで同14.5%減となった。

特殊鋼熱間圧延鋼材の生産は82.1万トンで前月比7.7%減、前年同月比50.2%減となり、前年同月比では18カ月連続の減少となった。4~6月では284.6万トンで前年同期比42.1%減、1~6月では719.2万トンで同27.9%減となった。

6月の主要品種の生産内訳をみると普通鋼では、鋼帯が223.2万トンと前月比4.9%減で、前年同月比37.5%の大幅減。冷延広幅帯鋼が82.3万トンと前月比16.1%の2桁減で、前年同月比41.3%の大幅減。鋼板が69.0万トンと前月比2.5%減で、前年同月比22.5%の大幅減。小形棒鋼が65.8万トンと前月比7.1%増だが、前年同月比12.9%の2桁減。H形鋼が28.9万トンと前月比3.3%増だが、前年同月比2.4%減。冷延電気鋼帯が7.9万トンと前月比7.0%減で、前年同月比20.5%の大幅減。線材が9.0万トンと前月比0.8%の微増だが、前年同月比28.5%の大幅減となった。

特殊鋼では、熱間圧延鋼材が82.6万トンと前月比7.1%減で、前年同月比49.9%とほぼ半減。冷延広幅鋼帯が13.4万トンと前月比15.1%の2桁減で、前年同月比44.5%の大幅減。特殊鋼磨棒鋼・線類が9.7トンと前月比9.4%増だが、前年同月比46.4%の大幅減となった。

鋼管では、普通鋼熱間鋼管が26.1万トンと前月比11.1%の2桁増だが、前年同月比21.6%の大幅減。特殊鋼熱間鋼管が8.7トンと前月比20.6%、前年同月比31.7%のともに大幅減となった。

めっき鋼材では、亜鉛めっき鋼板が48.0万トンと前月比10.9%の2桁減で、前年同月比42.8%の大幅減となった。

【6月の鉄鋼出荷】

6月の主要品種の出荷を品目別にみると、普通鋼では鋼帯が111.5万トンと前月比10.8%の2桁減で、前年同月比35.1%の大幅減。冷延広幅帯鋼が29.6万トンと前月比15.1%の2桁減で、前年同月比44.1%の大幅減。鋼板が69.8万トンと前月比1.7%減で、前年同月比22.4%の大幅減。小形棒鋼が68.1万トンと前月比17.2%の2桁増だが、前年同月比4.0%減。H形鋼が27.3万トンと前月比0.5%の微増だが、前年同月比10.8%の2桁減。線材が8.9万トンと前月比3.5%増だが、前年同月比25.3%の大幅減となった。

特殊鋼では、熱間圧延鋼材が60.4万トンと前月比5.7%減で、前年同月比48.5%の大幅減。冷延広幅帯鋼が13.9万トンと前月比12.9%の2桁減で、前年同月比36.9%の大幅減。特殊鋼磨棒鋼・線類が9.2万トンと前月比12.4%増だが、前年同月比48.9%の大幅減となった。

鋼管では、普通鋼熱間鋼管が23.8万トンと前月比14.8%の2桁増だが、前年同月比19.8%の2桁減。特殊鋼熱間鋼管が6.4万トンと前月比35.8%、前年同月比38.9%のともに大幅減となった。

めっき鋼板では、亜鉛めっき鋼板が55.6万トンと前月比5.9%増だが、前年同月比33.3%の大幅減となった。

【6月の石油生産】

6月の石油製品の生産を油種別みると、重油が173.4万㎘と前月比3.8%減だが、前年同月比0.5%の微増。ガソリンが317.1万㎘と前月比11.5%増だが、前年同月比14.9%の2桁減。軽油が268.2万㎘と前月比7.6%増だが、前年同月比23.4%の大幅減。灯油が58.9万㎘と前月比35.5%の大幅減だが、前年同月比0.9%の微増。ナフサが76.1万㎘と前月比19.0%の2桁減で、前年同月比48.9%の幅減。ジェット燃料油が世界的な飛行機の減便の中で54.4万㎘と前月比6.3%増減で、前年同月比64.6%と3分の2に迫る大幅減。液化石油ガスが20.5万トンと前月比4.0%減で、前年同月比34.4%の大幅減。アスファルトが18.1万トンと前月比8.6%増だが、前年同月8.4%減。潤滑油が14.5㎘と前月比0.4%の微減で、前年同月比16.3%の2桁減となった。

【6月の石油出荷】

6月の石油製品の出荷をみると、燃料油計で1,203.8万㎘と前月比1.9%増だが、前年同月比18.0%の2桁減となった。

油種別では、重油が180.9万㎘と前月比3.3%、前年同月比3.4%のともに減。ガソリンが363.8万㎘と前月比18.0%の2桁増だが、前年同月比5.7%減。軽油が271.6万㎘と前月比1.5%増だが、前年同月比22.9%の大幅減。灯油が60.4万㎘と前月比27.6%の大幅減で、前年同月比も10.5%の2桁減。ナフサが267.2万㎘と前月比5.9%減で、前年同月比19.4%の2桁減。ジェット燃料油が59.9万㎘と前月比16.7%の2桁増だが、前年同月比58.3%と半数以上の減。液化石油ガスが27.3万トンと前月比25.8%、前年同月比38.1%のともに大幅減。アスファルトが17.3万トンと前月比7.3%増で、前年同月比91.6%の2倍近い増。潤滑油が16.7万㎘と前月比9.8%増だが、前年同月比12.2%の2桁減となった。

【6月のコークス・石灰石】

6月のコークスの生産は、228.0万トンと前月比6.6%減で、前年同月比16.9%の2桁減。出荷は57.5万トンと前月比12.7%、前年同月比19.6%のともに2桁減となった。

6月の石灰石の生産は、228.0万トンと前月比6.6%減で、前年同月比16.9%の2桁減。出荷は818.0万トンと前月比5.0%増だが、前年同月比11.5%の2桁減となった。

※添付資料

鉄鋼統計速報 令和2年6月 Excel

資源エネルギー統計速報6月 Excel

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令和2年8月3日(月)Vol.803

燃料油販売 9カ月連続前年割れ

エネ庁 6月の石油統計速報発表

資源エネルギー庁は7月31日、6月の石油統計速報を発表した。概要は次の通り。

1.原油の動向

6月の原油輸入量は912万㎘、前年同月比68.8%と6カ月連続で前年を下回った。輸入量の多い順にみると次の通り。

(1)サウジアラビア(363万㎘、前年同月比81.9%)

(2)アラブ首長国連邦(320万㎘、同69.7%)

(3)クウェート(101万㎘、同98.1%)

(4)カタール(76万㎘、同65.8%)

(5)ベトナム(14万㎘、同122.0%)

6月の中東依存度は95.2%、前年同月に比べ8.2ポイント増と4カ月連続で前年を上回った。

2.燃料油の生産

燃料油の生産は948万㎘、前年同月比75.5%と8カ月連続で前年を下回った。油種別にみると、灯油、A重油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油及び軽油は前年同月を下回った。

3.燃料油の輸入、輸出

燃料油の輸入は277万㎘、前年同月比124.0%と2カ月連続で前年を上回った。輸出は106万㎘、前年同月比43.3%と4カ月連続で前年を下回った。

4.燃料油の国内販売

燃料油の国内販売は1,105万㎘、前年同月比90.0%と9カ月連続で前年を下回った。油種別にみても、全油種(ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油及びB・C重油)で前年同月を下回った。

5.燃料油の在庫

燃料油の在庫は965万㎘、前年同月比106.2%と4カ月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、灯油、軽油及びA重油は前年同月を上回ったが、ナフサ、ジェット燃料油及びB・C重油は前年同月を下回った。

※添付資料

石油需給概要 令和2年6月 Excel

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