No.848:基調判断「生産一進一退」に据置 経産省 7月の鉱工業生産・出荷・在庫速報発表
No.849:粗鋼 前年比7カ月連続減 燃料油 前年比15カ月連続増 経産省 7月の生産動態統計速報発表
No.850:燃料油販売2カ月連続前月比増 エネ庁 7月の石油統計速報発表

令和4年9月15日(木)Vol.848

基調判断「生産一進一退」に据置

経産省 7月の鉱工業生産・出荷・在庫速報発表

経済産業省は8月31日、7月の鉱工業生産・出荷・在庫速報を発表した。それによると、生産は電子部品・デバイス工業等が低下したものの、部材供給不足の影響が緩和したことなどを受けて、自動車工業等が上昇したことから、全体として前月比1.0%と、2️カ月連続の上昇。経産省では基調判断を「生産は一進一退」に据え置いた。

7月生産 2カ月連続増

7月の鉱工業生産は、季節調整済指数97.1、前月比1.0%と、2カ月連続の上昇となった。

これまでの生産の動向については、本年1月に部材供給不足や新型コロナウイルス感染症急拡大などの影響を受けて低下したが、2月と3月に部材供給不足や新型コロナウイルス感染症拡大等の影響が緩和したことなどを受けて、上昇した。

その後、4月と5月は中国でのロックダウン等の影響を受けて低下したが、6月に中国でのロックダウン等の解除などを受けて上昇に転じ、7月は部材供給不足の影響が緩和したことなどから、2カ月連続で上昇した。

前月比6業種上昇、8業種低下

7月の鉱工業出荷は季節調整済指数95.2、前月比1.6%と、2カ月連続の上昇となった。

業種別にみると、全体15業種のうち5業種が上昇、10業種が低下となった。

7月は、部材供給不足の影響が緩和したことなどを受けて、自動車工業等が上昇したことから、全体として上昇した。

上昇寄与度の最も大きかった自動車工業は、普通乗用車や普通トラック等が主な上昇要因となっている。これらについては、いずれも生産と同様に部材供給不足の影響が緩和したことなどを受けて、上昇したものと考えられる。

財の需要先の用途別分類である財別出荷指数をみると、非耐久消費財が前月比1.2%の低下、建設財が同3.1%の低下、生産財が同0.1%の低下となる一方で、資本財(輸送機械除く)が同6.8%の上昇、耐久消費財が同8.0%の上昇となった。特に、資本財(輸送機械除く)や耐久消費財が部材供給不足の影響の緩和などを受けて堅調であったことがうかがえる。

出荷 2カ月連続上昇

7月の鉱工業出荷は季節調整済指数95.2、前月比1.6%と、2カ月連続の上昇となった。

業種別にみると、全体15業種のうち5業種が上昇、10業種が低下となった。

7月は、部材供給不足の影響が緩和したことなどを受けて、自動車工業等が上昇したことから、全体として上昇した。

上昇寄与度の最も大きかった自動車工業は、普通乗用車や普通トラック等が主な上昇要因となっている。これらについては、いずれも生産と同様に、部材供給不足の影響が緩和したことなどを受けて、上昇したものと考えられる。

財の需要先の用途別分類である財別出荷指数をみると、非耐久消費財が前月比1.2%の低下、建設財が同3.1%の低下、生産財が同0.1%の低下となる一方で、資本財(輸送機械除く)が同6.8%の上昇、耐久消費財が同8.0%の上昇となった。特に、資本財(輸送機械除く)や耐久消費財が部材供給不足の影響の緩和などを受けて、堅調であったことがうかがえる。

在庫横這い

7月の鉱工業在庫は、季節調整済指数99.6と横ばいになった。業種別にみると、15業種のうち9業種が上昇、6業種が低下となった。

上昇業種では、生産用機械工業の寄与が大きくなっている。生産用機械工業については、部材供給不足の影響の緩和などから生産を上昇させるとともに、在庫も上昇させたものと思われる。

一方、低下業種の中では、特に自動車工業の寄与が大きくなっている。自動車工業では、部材供給不足の影響の緩和などにより、出荷が堅調であったことなどを受けて、在庫が低下したものと思われる。

在庫率2カ月振り上昇

7月の鉱工業在庫率は季節調整済指数119.8、前月比1.6%と、2カ月振りの上昇となった。

業種別にみると、15業種のうち9業種が上昇、6業種が低下となった。

在庫循環図をみると、昨年第3四半期までは「在庫積み増し局面」にあったが、第4四半期に「在庫積み上がり局面」に達しており、本年第3四半期(速報値)まで継続している。これまでの部材供給不足などによる生産減少の影響が含まれているが、概ね「在庫積み上がり局面」に差し掛かっているものと考えられる。

7月の生産基調判断「一進一退」に据置

7月の鉱工業生産は、前月比1.0%の上昇となった。生産は本年1月、部材供給不足や新型コロナウイルス感染症急拡大などの影響を受けて低下したが、2月と3月は、部材供給不足や新型コロナウイルス感染症拡大の影響が緩和したことなどを受けて、2カ月連続で上昇していた。

こうした中、4月と5月は中国でのロックダウン等の影響を受けて低下していたが、6月に中国でのロックダウン等の解除などを受けて上昇に転じ、7月は、部材供給不足の影響が緩和したことなどから、2カ月連続で上昇した。

また、先行きに関しては企業の生産計画で、8月と9月はともに上昇となっているものの、8月の補正値が前月比0.6%の低下を見込んでおり、ならしてみると一進一退の状況にあると考えられる。

こうした状況を踏まえ経産省では、鉱工業生産の7月の基調判断について、「一進一退」に据え置くとしている。

また経産省では今後、引き続き変異タイプの新型コロナウイルス感染症の拡大による内外経済への影響や、部材供給不足の影響、物価上昇の影響などについて、注視していきたいともしている。

8・9月の製造工業生産予測指数

経産省が調査した製造工業の生産計画では8月、9月を通して回復基調にあるものの、部材供給不足の影響等が生産の先行きに不透明感を与えていることから、企業の生産マインドは弱気が続いていると考えられ、引き続き供給制約等の影響を注視する必要があるとしている。

8・9月生産上昇計画

経産省が8月初旬に実施した8月と9月における企業の生産予測調査の結果によれば、8月の生産計画は前月比5.5%の上昇見込みである。この計画通りに生産されれば、8月の鉱工業生産の実績は3カ月連続の上昇が見込まれる。

ただし、生産計画は生産実績よりも上振れする傾向があり、8月の生産計画について、生産実績との間で生じるズレを統計的に補正すると、8月の生産実績の見通しは、前月比−0.6%と低下の見込みだ。

9月の生産計画については、8月の計画から0.8%の上昇見込みだ。

8月と9月の2カ月の生産計画による業種ごとの生産予測の伸び率を通してみると、以下のようになる。

8月の生産計画では、全体11業種のうち9業種が前月比上昇、2業種が前月比低下、9月の生産計画では、6業種が前月比上昇、4業種が前月比低下、1業種が前月比横ばいの計画となっている。製造工業全体の生産は8月、9月を通て上昇する見込みだ。

7月の鉱工業生産は、電子部品・デバイス工業が低下したものの、部材供給不足の影響の緩和から自動車工業が上昇したことにより、全体としては上昇となった。

8月の生産計画は、「半導体・フラットパネルディスプレイ製造装置」が含まれる生産用機械工業が堅調な半導体需要を背景に生産計画を伸ばしていることから、全体も上昇の見込みだ。

ただし、今後も部材供給不足の影響が完全に解消されていないことから、生産が下振れするリスクもあると考えられる。

9月の生産計画については、堅調な半導体需要により生産を牽引していた生産用機械工業が一服する計画となっていることから、全体としては上昇する見込みであるものの伸び率は鈍化する見通しだ。

8月、9月の計画を通してみれば、製造工業全体は回復基調で推移すると考えられる。

8月生産計画の強気と弱気

次に企業の生産マインドについてみていきます。

企業の生産マインドは、7月当初に調べた8月の生産計画が、8月当初に再度調べ直した計画と比べ、どの程度変動したか(予測修正率)をみることで確認することができる。

8月の生産計画における予測修正率は−5.6%となっており、17カ月連続で下方修正となっている。

生産計画が下方修正される状況が長期間続いている背景には、半導体不足等の供給制約の影響が及んでいることが考えられる。

特に、本年に入ってから計画は高いものの、実績は計画をかなり下回る状況が続いており、さらに生産計画も下方修正が続いていることから、企業の生産マインドは弱気であると考えられる。半導体不足や中国における経済活動の抑制など、様々な供給制約の発生が企業の生産マインドに影響を与えているものと考えられる。

生産計画を上方修正した企業数の割合から、下方修正した企業数の割合を引いた数値をみることで、企業の生産マインドを推し量ることができる。

この数値の推移と、これまでの景気循環を重ねると、月々の上下動をならしたトレンドが、概ね−5を下回ると景気後退局面入りの可能性が高いという傾向がみられる。

8月の生産計画では、この数値の単月の値は−13.8、月々の上下動をならしたトレンドは−10.9となっている。単月、トレンド両方の数値が−5を下回っており、企業の生産マインドは弱気となっている。

ここからも、様々な供給制約の発生が企業の生産マインドに影響を与えていることが考えられる。

生産計画からの今後の見通し

生産計画は8月、9月を通して上昇が期待されるが、一方で予測修正率等からみる企業の生産マインドは弱気が続いており、部材供給不足の影響等が生産の先行きに不透明感を与えていると考えられる。

特に、本年に入ってからは、生産計画に対し実績がかなり下振れる傾向が続いており、計画と実績の乖離にも注意が必要だ。

今後の生産の動向について経産省では、供給制約等が企業の生産マインドに与える影響を引き続き注視する必要があると考えられるとしている。

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令和4年9月15日(木)Vol.849

粗鋼 前年比7カ月連続減

燃料油 前年比15カ月連続増

経産省 7月の生産動態統計速報発表

経済産業省は8月31日、7月の主要品目の生産動態統計速報を発表した。7月の粗鋼生産は732.1万トンと前月比1.7%、前年同月比8.6%のともに減となった。これで前年同比では7カ月連続の減となった。

また、7月の石油製品生産量は燃料油計が1,209.0万㎘と前月比6.8%増で、前年同月比14.2%の2桁増となり、前年同月比で15カ月連続増となった。

【7月鉄鋼生産】

銑鉄生産は526.8万トンと前月比0.4%増だが、前年同月比10.8%減となり、前年同月比では7カ月連続の減少となった。

粗鋼生産は 732.6万トンと前月比1.6%、前年同月比8.5%のともに減となり、前年同月比では7カ月連続の減少となった。7月の1日当たり粗鋼生産は23.6万トンで、6月の同24.8万トン比4.8%減となった。

炉別生産では、 転炉鋼が535.2万トンと前月比0.9%増だが、前年同月比11.5%減。電炉鋼が197.4万トンと前月比8.0%減だが、前年同月比0.9%増となり、前年同月比では転炉鋼は7カ月連続の減少で、電炉鋼は3カ月連続の増加となった。

鋼種別生産では、普通鋼が564.8万トンと前月比1.8%、前年同月比7.6%のともに減。特殊鋼が167.8万トンと前月比1.0%減で、前年同月比11.4%の2桁減となり、前年同月比では普通鋼は7カ月連続の減少、特殊鋼は6カ月連続の減少となった。

熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)の生産は626.3万トンと前月比2.8%減で、前年同月比13.0%の2桁減となり、前年同月比では7カ月連続の減少となった。

普通鋼熱間圧延鋼材の生産は489.4万トンと前月比3.9%減で、前年同月比12.5%の2桁減となり、前年同月比では2カ月連続の減少となった。

特殊鋼熱間圧延鋼材の生産は136.9万トンと前月比1.7%増だが、前年同月比14.7%の2桁減となり、前年同月比では6カ月連続の減少となった。

主要品種の生産内訳をみると普通鋼では、鋼帯が284.0万トンと前月比0.6%の微減で、前年同月比20.5%の大幅2桁減。冷延広幅帯鋼が116.9万トンと前月比4.2%増だが、前年同月比17.3%の2桁減。鋼板が77.9万トンと前月比6.3%減だが、前年同月比12.8%の2桁増。小形棒鋼が66.2万トンと前月比4.6%減で、前年同月比0.9%の微減。冷延電気鋼帯が10.9万トンと前月比0.4%の微減で、前年同月比12.9%の2桁減となった。

特殊鋼では、熱間圧延鋼材が137.7万トンと前月比2.3%増だが、前年同月比14.2%の2桁減。冷延広幅帯鋼が19.9万トンと前月比3.4%減で、前年同月比22.6%の大幅減。特殊鋼磨棒鋼・線類が15.8万トンと前月比0.7%の微増だが、前年同月比15.9%の2桁減となった。

鋼管では、普通鋼熱間鋼管が28.6万トンと前年同月比6.6%、前年同月比6.9%のともに減。特殊鋼熱間鋼管が9.4万トンと前月比14.2%、前年同月比14.6%のともに2桁増となった。

めっき鋼材では、亜鉛めっき鋼板が66.9万トンと前月比6.2%増だが、前年同月比19.9%の2桁減となった

【7月の鉄鋼出荷】

7月の主要品種の出荷を品目別にみると、普通鋼では鋼帯が153.5万トンと前月比8.1%減で、前年同月比17.1%の2桁減。冷延広幅帯鋼が46.6万トンと前月比12.1%の2桁増だが、前年同月比14.8%の2桁減。鋼板が81.5万トンと前月比0.4%の微減だが、前年同月比13.8%の2桁増。小型棒鋼が62.8万トンと前月比9.2%、前年同月比5.9%のともに減。H形鋼が30.1万トンと前月比13.5%の2桁減だが、前年同月比7.6%の増。線材が11.5万トンと前月比1.9%減で、前年同月比10.5%の2桁減となった。

特殊鋼では、熱間圧延鋼材が100.9万トンと前月比1.2%減で、前年同月比13.2%の2桁減。冷延広幅帯鋼が20.0万トンと前月比2.7%減で、前年同月比10.5%の2桁減。特殊鋼磨棒鋼・線類が14.9万トンと前月比0.9の微増だが、前年同月比15.4%の2桁減となった。

鋼管では、普通鋼熱間鋼管が25.1万トンと前月比11.3%の2桁減で、前年同月比0.5%の微減。特殊鋼熱間鋼管が4.6万トンと前月比6.8%、前年同月比8.6%のともに減。

めっき鋼材では、亜鉛めっき鋼板が66.9万トンと前月比3.2%減で、前年同月比17.3%の2桁減となった。

【7月の石油生産】

7月の石油製品の生産を油種別みると、重油は213.4万㎘と前月比3.6%増で、前年同月比12.5%の2桁増。ガソリンが386.2万㎘と前月比9.3%、前年同月比7.3%のともに増。軽油が330.4万㎘と前月比3.7%増で、前年同月比14.4%の2桁増。灯油が51.8万㎘と前月比0.8%の微減で、前年同月比13.3%の2桁減。ナフサが108.3万㎘と前月比0.0%の横這いだが、前年同月比25.4%の大幅増。ジェット燃料油が118.9万㎘と前月比27.2%、前年同月比59.5%のともに大幅増。液化石油ガスが24.7万トンと前月比6.4%増で、前年同月比11.1%の2桁増。アスファルトが20.6万トンと前月比17.2%の2桁増で、前年同月比23.7%の大幅増。潤滑油が19.4万㎘と前月比1.8%減だが、前年同月比2.7%増となった。

【7月の石油出荷】

7月の石油製品の出荷をみると、燃料油計で1,407.8万㎘と前月比5.4%、前年同月比9.6%のともに増となった。

油種別では、重油が218.1万㎘と前月比3.3%増で、前年同月比12.4%の2桁増。ガソリンが403.8万㎘と前月比9.0%、前年同月比3.1%のともに増。軽油が323.9万㎘と前月比1.5%減だが、前年同月比10.1%の2桁増。灯油が48.9㎘と前月比4.8%減で、前年同月比16.8%の2桁増。ナフサが281.4万㎘と前月比0.5%の微減だが、前年同月比13.3%の2桁減。ジェット燃料油が108.4万㎘と前月比17.7%の2桁増で、前年同月比46.4%の大幅増。液化石油ガスが32.4万トンと前月比15.3%の2桁増で、前年同月比21.3%の大幅増。アスファルトが12.0万トンと前月比16.7%、前年同月比12.1%のともに2桁減。潤滑油が20.7万㎘と前月比1.0%減で、前年同月比0.8%の微減となった。

【7月のコークス・石灰石生産と出荷】

7月のコークスの生産は、240.2万トンと前月比0.3%の微増だが、前年同月比6.4%減。出荷は58.8万トンと前月比5.2%増だが、前年同月比10.5%の2桁減となった。7月の石灰石の生産は、1,024.7万トンと前月比7.0%、前年同月比9.2%のともに減。出荷は844.7万トンと前月比5.4%、前年同月比9.2%のともに減となった。

※添付資料

鉄鋼統計速報 令和4年7月  Excel

資源エネルギー統計速報 令和4年7月  Excel

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令和4年9月15日(木)Vol.850

燃料油販売2カ月連続前月比増

エネ庁 7月の石油統計速報発表

資源エネルギー庁は8月31日、7月の石油統計速報を発表した。概要は次の通り。

原油の動向 7月の原油輸入量は1,289万㎘、前年同月比125.5%と12カ月連続で前年を上回った。輸入量の多い順にみると、次のようになっている。

⑴アラブ首長国連邦(540万㎘、前年同月比134.0%)

⑵サウジアラビア(453万㎘、同125.0%)

⑶カタール(117万㎘、同127.0%)

⑷クウェート(105万㎘、同91.6%)

⑸エクアドル(23万㎘、同201.5%)

7月の中東依存度は97.7%、前年同月に比べ1.4ポイント増と5カ月連続で前年を上回った。

燃料油の生産

燃料油の生産は1,209万㎘、前年同月比114.2%と15カ月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、灯油は前年同月を下回った。

燃料油の輸入、輸出

燃料油の輸入は258万㎘、前年同月比84.9%と6カ月連続で前年を下回った。輸出は231万㎘、前年同月比135.5%と7カ月連続で前年を上回った。

燃料油の国内販売

燃料油の国内販売は1,212万㎘、前年同月比102.2%と2カ月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油及びA重油は前年同月を上回ったが、灯油及びB・C重油は前年同月を下回った。

燃料油の在庫

燃料油の在庫は853万㎘、前年同月比94.0%と6カ月連続で前年を下回った。油種別にみると、ナフサ及びジェット燃料油は前年同月を上回ったが、ガソリン、灯油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。

※添付資料

石油需給概要速報 令和4年7月  Excel